こんにちは。シルクスクリーン印刷を愛する田坂です。
今日はデジタル製版の問題と解決策をお伝えします。

弊社のシルクスクリーンの印刷環境です。
オフィスビルで水が使えない、臭いもでたら困るという環境で行っております。

  • デジタルスクリーン製版
  • プラチゾルインク

柔らかい水性インクを使っていたり、状況によっては変わることは多いと思いますが参考になれば幸いです。

デジタル製販機はピンホールができやすい

ピンホールとは版に穴が開いてしまう現象です。穴があくとどうなるか?本来プリントされてはいけないところに、インクがついてしまいプリント加工泣かせの辛い現象です。

ピンホールができたときは、テープなどで穴を塞ぎます。
ただ、デザインによってはセロハンテープを貼るのが困難な場所がでてきたりします。(例えばAの三角の穴にできたりとか)そうなると地獄です。
目立つようなら版を作り直す必要もでてきます。

乳版の版に比べて、デジタル製版はピンホールができやすいんです。。。

ひどい時には20枚ぐらいでもピンホールができる場合もあり、困っていました。特にインクが落ちにくい白インクなどはスキージングの強さも必要なので、余計にピンホールができやすかったりします。

救世主の「デジタルスクリーン補強剤」

トーヨーコーポレーションさんで取り扱われている「デジタルスクリーン補強剤」が解決してくれました!

使い方は簡単

  1. 通常通り製版する
  2. 補強剤を版のプリントする面から塗る(スキージングで通る部分だけでOKです)
  3. すぐに版の裏側からメッシュの穴が開いてあるところを拭き取る
  4. 10分ほど乾燥させる

以上です。

ポイントは3.の補強剤を塗ってすぐに裏から拭き取ることです
本来穴が開いているところに補強剤が入って固まってしまうとインクが抜けなくなってしまいます。
細かいデザインなどは、詰まりやすいので要注意です。

少し固まってしまったぐらいならアルコールで拭き取ることは可能です。1本あると重宝しますよ。

塗り終えた状態はこんな感じです。
20170829-degital-screen.jpg
ブルーの色が付いてるところが補強剤を塗ったところです。
この上をスキージーが通ることになるのですが、強烈に版を守ってくれます!

補強剤を使ってから、印刷するのが怖くなくなりました。
100枚を超えてもそうそうピンホールができることはなくなっています!

同じ悩みをもつシルクスクリーン関係者の方の役にたてば幸いです。

では、また。

The following two tabs change content below.
大学卒業後、神戸の印刷会社で1年間働き、在職中に様々なものにプリントをできる転写システムを見つけたことをきっかけに2004年独立。 プリントを通して「オリジナリティのある商品を届け、よろこびをつくること」を理念とする会社を経営しています。 プリントの画質にこだわりまくるプリンターマニア、そして現在サブ3を目指す市民ランナーでもあり、三姉妹の子をもつパパでもあります。

コメントを残す