改善するときは品質?効率?

僕の会社で行う作業というと主にはプリント加工になります。Tシャツにプリントをするだけでもプリントするデザインや素材によって5種類ぐらいの加工方法があり、その中でもインクの色や種類によってもいろいろと内容が変わります。

新しいことを取り入れると覚えるのに時間もかかるし手作業だとコツをつかむのにも時間がかかります。でも品質は上げ続けたいのです。僕の会社で作る商品は間違いがないと思ってもらいたいのです。

しかも生産性は落とさずに。

これって矛盾していることだと思います。でも両方を追いかけることを考えることが大事だと思います。

高くて良いのは当たり前で、安くて悪いのも当たり前、高くて悪いなんて最低ですよね。
安くて良くて、さらには早い。これが製造業でもっとも優秀なんだと思います。

プリンターを使って品質を上げた場合、間違いなく生産性は落ちます。インクジェットプリンターはヘッドが左右に往復する回数で画質を決めているといっても過言ではないからです。
しかも印字のブレを無くそうと、「双方向印刷」を「単方向印刷」に切り替えるだけで印刷時間は1.8倍ぐらい長くなったりします。

※双方向印刷はヘッドが左右に移動する両方でインクを吐出するため、印刷は早いのですが、印字にブレができることがあります。
単方向印刷は左に移動する時だけインクを吐出します。片側だけの吐出なので印字にブレがなくキレイに印刷ができます。
家庭用インクジェット機でも設定できたりするので、画質にこだわる方には単方向がオススメです。

なので、機械まかせの出力はどうしてもスペックに依存せざるを得ません。

それでも、機械毎のクセを把握して、少し段取りを変えるだけで、生産性を落とさずに品質を上げることもできます。

忙しい時が改善のチャンス!

通常通り業務が流れていると、何も問題が起きないので、日頃の業務に改善がされません。
でも繁忙期に入ると、通常流れているどこかに詰まりが生じます。ボトルネックってやつですね。生産性はボトルネックで決まりますので、そこを改善してやると全体の生産性が向上します。

ミスも改善のチャンスと捉える

仕事が通常通りに流れていると仕組みを見直す機会がありません。
ミスが発生した時、同じやり方をしていてはまた同じミスが発生してしまうと思います。
人はコンピューターと違い、その時の体調や精神状態でミスをしたりする生き物なので、仕組みで改善できるのがベストです。

新しい取り組みを恐れない

うちの会社では常に新しいプリント方法や設備などにアンテナを張るようにしているので、1年に2、3度は新しいプリント方法が取り入れられています。(スタッフはコロコロ変わって覚えるのも大変だろうな・・・^^;)

世の中は恐ろしい速さで変わっていっています。ほんの2、3年前には想像もしなかったことが起きています。スマートフォンの普及で人々の生活は大きく変わっていますし、私が主戦場としているネットショッピング業界も大きく変動しています。

そんな中で昔の技術や知識にこだわっていては、いつの間にか取り残され、生き残れないことが起きています。情報が散乱する中で、有益なものをみつける嗅覚と、新しい知識を得て行動する実行力が必要なんだなぁと思っている今晩です。

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大学卒業後、神戸の印刷会社で1年間働き、在職中に様々なものにプリントをできる転写システムを見つけたことをきっかけに2004年独立。 プリントを通して「オリジナリティのある商品を届け、よろこびをつくること」を理念とする会社を経営しています。 プリントの画質にこだわりまくるプリンターマニア、そして現在サブ3を目指す市民ランナーでもあり、三姉妹の子をもつパパでもあります。

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